Daisuke sato
高校を卒業してスタジオピックに入社
プロカメラマンの道に入った僕が
写真が好きになった一つの体験があります。
僕が4歳の頃おばあちゃんが撮ってくれた写真。
当時みんな丸坊主の3人兄弟でソファーに座っていて
特にお祝いだったりしたわけじゃない、何気ない1枚でした。
その写真は実家のリビングに今もずっと飾ってあります。
今思い返すとおばあちゃんが
「僕たち兄弟のこと本当に大好きでいてくれたんだなー。」
撮った時には気づけなかったこと。
その1枚を見ると家族みんなが仲良くしていたのが
なんだか子供ながらに嬉しかったこと、
大人になった今でもありありと思い出せるんです。
家に帰ってふとみた時にそんな気持ちになれる一番好きな写真です。
写っている人が20年先に見て嬉しい気持ち、楽しい気持ち、
その時の気持ちに戻れるような写真を残したいです。
僕は、今撮った写真がずっと残る思い出になるようお手伝いします。